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お気楽スケッチ散歩 

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2007年2月

LOUVRE-DNP MUSEUM LAB

−ラボの入場券とブロマイド−
<説明機器など>
非接触ICカードと、PDA型のナビゲータと骨伝導式のヘッド
フォンを使って解説を聞くことができます。今回はじめて
骨伝導のヘッドフォンを体験したのですが、こめかみに
当てているだけなのに音がクリアに伝わってきて、面白い
です。
シネマブースでは、各15分の短編の美術解説作品が上映されて
います。今回は、ジェリコーや、ルーブル美術館を解説した
作品が3種類、交互に上映されていました。とても画像が
綺麗で、説明もわかりやすく、十分に楽しめました。


<観覧について>
美術に関する講演は日時が決まっており、各回有料なのですが、
ミュージアムラボは無料で入場できます。但し、事前の予約が
必要ですのでご注意ください。五反田の近辺にお寄りの際は、
ついでに足をのばしてみるのも良いかもしれません。
ラボだけであれば、鑑賞時間は、2時間あれば十分楽しめます。



この日は、とても上質な時間を体験できたと思います。
ラボの内部は、写真撮影禁止でした。
詳しくは、下記のWebサイトをご覧ください。
DNPルーブル美術館と提携して行っている面白い試み
LOUVRE-DNP MUSEUM LABに行って来ました。
「肖像画に見る西洋と東洋」 秋田県立美術館館長 
河野元昭さん の講演を聴講させて頂きました。
下の写真が、その時の資料です。
LOUVRE-DNP MUSEUM LAB
<ミュージアムラボについて>
今回このラボに行くまで、テオドール・ジェリコーという画家の
名前も作品も全く知りませんでした。しかし、一人の画家の作品
鑑賞と、その時代背景を聞いていると、瞬く間に2時間近く経過し
その後には、他の有名画家の誰より彼の事を詳しく知っていました。
知る欲求というのは、ある臨界点を超えると、更に強まるものなの
かも知れません。今では、彼について、もっと詳しく知りたいと
さえ思っています。
こうして考えてみると、ミュージアムラボは、確かに新しい美術
体験を与えてくれました。素晴らしい。
美術に関する講演を聞くのははじめてのことでした。内容を
簡潔にまとめると、「西洋の絵は奥行き感があって、東洋の
絵は、二次元的。東洋では、絵よりも添えられた文章の方に
価値があった」とのこと。それを補足する西洋と東洋の作品
例をスクリーンに映して対比し、薀蓄を傾けて折られました。
日本の漫画文化というは、ある種の伝統的なものなのかも
しれません。

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